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ラガヴーリンの歴史、蒸留所の情報、銘柄種類、製法とは!8年、12年、16年、21年、25年、ダブルマチュアードの味の特徴は?

お酒・アルコール

ラガブーリン、ラガヴーリン、lagavulinと様々な言い方や表記があります。今回は織り交ぜて説明していきます。

Otokomae Style【男前生活】のUtahです。

今回は、「ラガヴーリンの歴史、蒸留所の情報、銘柄種類、製法とは!8年、12年、16年、21年、25年、ダブルマチュアードの味の特徴は?」ということで、実際にラガヴーリンの魅力についてご紹介していきます!

まずはラガブーリンとは何?匂いが正露丸やヨードチンキみたい?など疑問がたくさんあると思いますので、ラガブーリンについてご紹介していきます!

それについてはこちらをご覧ください!!

ウイスキーを取り上げるとしたら、それも男前が飲むウイスキーなら最高峰のラガブーリンから書くべきだろうと思い、取り上げました!

ただ、前回はなかなか歴史や蒸留所について取り上げられなかったので、今回は取り上げてみました!

それでは、ラガヴーリンの歴史を見ていきましょう!!

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ラガヴーリンの歴史

ラガヴーリンの歴史、アイラ島、スコットランド

アイラ島のシングルモルトウイスキーの中でもラフロイグやアードベッグと双璧をなし、スモーキーで個性的、そしてエレガントな「アイラの巨人」、ラガブーリン。

蒸留所が創業したのは1816年、ラガブーリン湾に面した場所に設立。

その始まりは1742年ジョン・ジョンストンによっての密造酒時代まで記録をさかのぼることができます。

1816年というのは日本ではまだ江戸時代、文化13年。

ちなみに、ラガヴーリンとはゲール語で水車小屋のあるくぼ地という意味。

「ラグ」がくぼ地、「ヴーリン」が水車小屋を指します。

また、蒸溜所一帯は昔からの湿地帯で、蒸溜所の目の前にラガヴーリン湾というのが広がっています。

創業者はジョン・ジョンストンですが、彼の死後に何度かの企業売買があり、1889年に蒸溜所を買い取ったのがジェームズ・ローガン・マッキーでした。

彼はホワイトホース創業者ピーター・マッキーの叔父にあたります。

叔父ジェームズが運営するラガヴーリン蒸溜所でピーターはウイスキーのイロハを学びます。

そして独立後、ウイスキーづくりを学んだラガヴーリン蒸溜所の原酒をキーモルトに、伝説のブレンデッドウイスキー「ホワイトホース」を作り上げるのです。

このホワイトホースのキーモルトであることから、有名になっていきます!!

1927年になるとDCLにより買収され、その流れで現在はディアジオ社の傘下として製造を行っています。

そして、ラガヴーリンが世界に知られたのは1988年。ジェームズが買い取ってから約100年です!

旧UD社(現ディアジオ社)のクラシックモルト6種にラガヴーリンが選ばれ、アイラ島を代表するモルト(アイラモルト)として、全世界に向けたマーケティングが展開されました。

この当時、シングルモルトやウイスキーが飲まれていたブームがあり、この流れも相まって広まっていきました!

さらに、翌年の1989年、ウイスキー評論家マイケル・ジャクソン氏が出版した「モルトウイスキー・コンパニオン」にて、ラガヴーリンを「アイラの巨人」、「まるでラプサンスーチョンのようにスモーキーである」と絶賛しました。

ちなみに、ラプサンスーチョンとは中国産の非常にスモーキーな紅茶で、紅茶好きの英国人が好んで飲む、癖のある通好みの紅茶のこと。

ここから、現在もアイラの巨人と称されて紹介されることが多いです!

しかし、その後、1990年〜2000年にかけて売り上げがラフロイグとボウモアに抜かれてしまいます。

その理由は、スタンダードボトルの熟成年数にありました。

ラガヴーリンはホワイトホースなどのブレンデッドウイスキーに原酒を提供している他、シングルモルトも最低16年熟成してからリリースしている為、需要に対する生産量が追いつかなくなってしまったのです。

ラフロイグは10年、ボウモアは12年熟成したものをスタンダードとしていた為、回転効率がいいわけですね。

つまり、熟成年数の差が流通量と発売数に影響してしまい、売上にも影響を与えたのです。

また、1980年代の不況時代には、週に2日しか蒸溜所が稼動できないということも影響して、2000年になると16年もののラガヴーリンの原酒が枯渇するという深刻な事態に陥ってしまいます。

現在の販売数量は以下になっています。

ラフロイグが350万本

ボウモアが200万本

ラガヴーリンが190万本

アードベックは100万本程度(僕が最初に飲んだアイラモルトです。バーで1杯1300円でした。)

ラガヴーリンの製法

ラガブーリンの製法、作り方

原酒の仕込みはワンバッチ4.4トン。

男前生活のUtah【ユタ】
男前生活のUtah【ユタ】

ちなみに、ワンバッチって?と思った方へ!

謎の男
謎の男

ウイスキーは木の樽で熟成させます。

これをブレンド(と加水)して瓶詰め出荷するわけですが、いくつもの樽の原酒を混ぜて、ブレンドが完了したタンクを1バッチという単位で呼びます。

麦芽は1974年まで自社にてフロアモルティング(伝統的な製造方法)を行なっていましたが、現在はポートエレン製麦所(モダンモルティング)で作られたものを使用しています。

謎の男
謎の男

ちなみに、現在多くの蒸留所ではモルトスターという製麦業者によるモダンモルティングが主流で他社に任せています。

ラガヴーリン用の麦芽は16時間かけてピートを焚きながら発芽させたもので、フェノール値34〜38ppm程度のヘビーなピートに仕上げられています。

この麦芽の香りがラガヴーリンのスモーキーな風味を決定づけます。

マッシュタンはステンレス製のフルローイタータンで得られる麦汁は21,000リットルと大容量です。

謎の男
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マッシュタンは糖化槽のことです。

粉砕した麦芽グリストに熱湯を加え糖化ワー トを採り出す巨大な金属の容器で、ステンレス製、銅 製、鋳鉄製などがあります。

使用されている酵母は英国本土から専用のタンクローリーで運ばれるマウリ社製のイーストリキッド。

発酵時間は55時間でアルコール分9%のもろみが生成されます。

発酵槽はカラマツ製のものが計10基、ポットスチルは玉ねぎ型のものが4基設置されており、初溜2基・再溜2基となります。

スチルはいずれもストレートヘッドのタイプのもので、ラインアームはかなり急で下向きに伸びています。

このスチルの形状やラインアーム、そして初溜に5時間、再溜に10時間というスローディスティレーションが、ラガヴーリンのスモーキーかつ図太くフルーティな味わいを原酒に与えているといわれています。

熟成に使用されている樽はアメリカンオークのバーボン樽、そしてヨーロピアンオークのシェリー樽です。

それぞれの樽で熟成させた原酒を掛け合わせボトリングされていきます。

ちょっと遅くなりましたが、簡単にラガヴーリンとはどういうお酒って思われた方の為に、特徴と味わいを載せてあります!

スタンダードな16年物を筆頭に、8年物、12年ものも書いてあります!

本格的に書いているのはこちらです!!

ラガヴーリンの特徴

ラガヴーリンは、「複雑な芳醇さ」「正露丸のようなピート香」「スモーキー」「ほろ苦さと甘みの共存」という言葉で表せないほどの最高峰のウイスキーなのです。

ラガヴーリンはスコットランドのアイラ島で作られているシングルモルトウイスキー(アイラモルトウイスキー)です。

独特の薬品香と、とろりとした厚いボディを持つ、アイラ島を代表するスコッチウイスキー。

その極めてスモーキーかつピーティな味わいは「正露丸の味がする!」と言われ、好みがはっきりと分かれてしまうウイスキーでもあります。

また、ラガヴーリンはウイスキー好き、スコッチ好きが最終行きつくお酒としても知られており、その味わいや奥深さから広く世界に愛されているため、「アイラの巨人」と称されています。

ラガヴーリンの味&全種類

ラガヴーリンは、年により味わいや色合い、香味などもちろん変わってきますが、総じて、ラガヴーリンの特徴でもあげましたが、「複雑な芳醇さ」「正露丸のようなピート香」「スモーキー」「ほろ苦さと甘みの共存」という、最高峰のウイスキーであることは間違いないです。

ラガヴーリンには、一番人気の16年物、そして、8年物や9年物、12年物、21年物、25年もの、ダブルマチュアードがあります。もちろん、少ないですが、ボトラーズも。

それでは、一番オーソドックスな16年ものから順番に見ていきます!

ラガヴーリン 16年

16年以上の原酒を掛け合わせてつくられた基本的な位置づけのボトル。

スタンダードで16年熟成というのは珍しく、非常に完成度の高い人気商品でもあります。

カラーはわずかに赤みがかった琥珀色

香りはスモーキー&ピーティはもちろんのこと、もわずかに干しブドウの様な甘い香り。口に含むとスパイシー、スモーキー、ウッディーな味わいがバランスよく広がります。

ボディは厚く飲みごたえがあり、トロっとしていて華やかで繊細です。オイリーな一面も!

フィニッシュではスパイシーでスモーキーな味わいと共に磯の香りとビターチョコのようなほろ苦さが少し加わり、余韻も愉しめます。

加水すると甘みと繊細な印象を受けるが、スモーキーな味わいはしっかりと残ります。

ロックでいただいてもスモーキーな香りがしっかりと残りアイラモルトらしさを感じられ、甘さもより感じやすくなる一杯です。

しかし、華やかで複雑かつ芳醇な味わい、そしてこの16年のときを感じるにはやはりストレートがオススメです。

ラガヴーリン 8年

伝説のウイスキーライター、アルフレッド・バーナード氏が1887年にラガヴーリン蒸溜所を訪れ、8年物をテイスティングした際にとても絶賛したという逸話が残っています。

カラーは薄い琥珀色です。

その見た目に反して、香りが強烈なスモーキー&ピーティの組み合わせです。

中間にフレッシュなオレンジ、ドライアプリコットといったフルーツを感じられ、若葉やアーモンドの香ばしい香りも感じます。

味わいは16年ものと比べると、若くフレッシュな風味になっています。

力強いモルトの香り(モルティ)、奥にオレンジの柑橘系を感じます。

16年ものに比べると8年も若い原酒を使っているにも関わらず、とろみのある厚めのボディが印象的です。(ぜひストレートで見てもらいたいです!)

やや甘みが抑えられている印象を感じるので、ぜひフレッシュにいきたい方はありかもしれません!

ラガヴーリン 12年

ラガヴーリンのリミテッドエディションと銘打たれた12年。

酒齢12年以上、状態の良い樽の原酒のみが選ばれそれらを掛け合わせています。

樽出しのカスクストレングスの仕様で、アルコール度数も55〜58度と非常に高めです。

香りはクリアでフルーティ。バニラをサンドしたクッキー、パイプタバコ、心地よい煙のアロマです。

味わいは、オフィシャル16年物の個性をそのままグッと前に押し出したダイナミックな味わいとなります。

まさにラガヴーリン蒸溜所の真骨頂。ごまかしのない原酒の強さが分かる逸品です。

2015年リミテッドエディションを実際に飲んでみたのですが、やはりウイスキーは度数が高いと美味しいのではと感じられる逸品になっていました。

手に入るならこれがオススメです!!

最後に:ラガヴーリンの面白い蒸留所について

コチラの動画にはラガブーリン蒸留所の風景などが収められています。

全編英語ですが、美しい蒸留所が堪能できます。

Lagavulin Managers

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